もやもやする時こそ
写経にいらしてください
と初回にお坊様に言われたので
美容院後の隙間時間に行ってきた
席について見ると
筆に墨色がついていない!
真新しいではないか!
環境は良いのに筆だけが
二股に割れているものが多く
書くのに試行錯誤が必要で
それはそれで面白がってはいたのだが
やはり普通に書けるのはありがたい
筆先を優しくほぐしておき
ゆっくり墨をする
5円玉大の水量がベストなのだが
うれしくて500円玉大になってしまった
気持ち多めに擦る
墨をする時間を疎かにしてはいけない
ここから丁寧に始めないと
後々に響くもの
焦らず擦る
無心を意識するのも上手くない
だったらありがとうを唱えてみる
唱え続けられるならそれも良し
いつの間にか無言に無心になっていれば
なお良し
というくらいの気持ちで擦る
墨色を確認して
いざ筆を墨をつける
新しいもの混じり気がない気がして
とても気持ちがいい
心地よさの中でお写経をし終え
外へ出る
また来ようといつも感じる
いろいろな物事に助けられているなあ
ありがとうございます
自分の直感を信じてまた来ます